【動画】高校野球・ルールの盲点をつき済々黌に1点の珍しいプレー [野球動画]

全国高校野球選手権大会第6日済々黌は、3-1で鳴門を下したが、
3点目はルールの盲点ともいうべき、頭脳的なプレーで挙げた。

済々黌は7回 1死一、三塁で打者は遊ライナーに倒れ、遊撃手は一塁に投げて併殺となった。
しかし、飛び出していた三塁走者は3アウト成立前に本塁を踏んでいたため、生還が認められた。

 西貝球審は「一塁に転送されてのアウトよりもホームインが早かった。鳴門からのアピールがなかったため、得点を認めた」と説明した。

一塁での第3アウトはフォースアウトではないので、そのアウトよりホームインが早ければ
得点が認められる。守備側が、その後ボールを3塁に転送しアピールしていれば、3塁走者の離塁が
早いので、アウト(第4アウト)。

第4アウトと第3アウトは置き換えが認められるので、得点は入らない。

今回の場合、鳴門は、アピールをしなかったので、1点を失った。

公認野球規則7・10  次の場合、アピールがあれば、走者はアウトとなる。
  (d) (略) 第三アウトが成立した後、ほかにアピールがあり、審判員が、そのアピールを支持した場合には、そのアピールアウトが、そのイニングにおける第三アウトとなる。
 また、第三アウトがアピールによって成立した後でも、守備側チームは、このアウトよりもほかに有利なアピールプレイがあれば、その有利となるアピールアウトを選んで、先の第三アウトと置きかえることができる。
 "守備側チームのプレーヤーが競技場を去る" とあるのは、投手および内野手が、ベンチまたはクラブハウスに向かうために、フェア地域を離れたことを意味する。


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